毎年、全国各地で地震・台風などの自然災害が発生しています。また、今年4月には大分でも大規模な地震が発生しました。いつどこで発生するかわからない災害ですが、被災した場合、いかに被害を最小限に食い留める「減災」を意識し、当院では年2回防災・消防訓練を行っております。
今秋も、11月10(木)に宇佐市消防本部の方のご協力の元、防災・消防訓練を行いました。
訓練前。防火管理者およびリーダーが宇佐市消防本部の方と綿密な打ち合わせを行います。職員は与えられた役割の確認を行っています。
「13:00 大規模地震発生 13:30 付随する火災発生」
という想定上、実時間で訓練を開始します。消防本部の方が厳しいチェックの目を光らせる中、実際の現場さながらの迫力と緊張感で患者様(患者様役の職員)の確認および救出活動を行っていきます。
全員の退避を確認後、院長に点呼報告やガス・医療用酸素の状況報告を行います。その後、消防本部の方より総評を頂戴しました。「迅速に行えていた」とお褒めの言葉を頂戴しました。
最後に初期消火に使用する消化器の説明を受講し、実際に消化器の使用訓練を行います。緊張感ある訓練が終わったせいか、職員にも若干の笑顔がみえます。
災害が発生した場合、なかなか被害ゼロというわけには参りませんが、できるかぎり患者様および入居者様に被害が及ばないよう今後も職員一同防災意識を高めて参ります。